みなさんこんにちは!本日もモダクロの裏話をお届けいたします。今回も同様にキャラクターの誕生秘話を深掘りしていきます!

今回は長楽館のキャラクター、長楽館 景継(ながらだて ひろつぐ)さん。スタッフの中では名字から取って”長さん”と呼ばれています。

京都市京セラ美術館開館1周年記念展で、普段は長楽館内にある貴重な家具が展示されていたのを見た方もいるのではないでしょうか。

プロフィール

1909(明治42)年、明治の煙草王と呼ばれる村井吉兵衛の迎賓館として京都・祇園に生まれた長さん。訪れたお客さまや仕立てやさんをもてなす優美な印象の彼ですが、村井吉兵衛の精神を受け継いだ豪胆な一面も併せ持ちます。

長さんと言えば、のおもてなし魂は、長楽館のルーツである”迎賓館として生まれた”というところからきています。今も長楽館といえばアフタヌーンティーなど、優雅なイメージがありますよね。一方で彼を建てたのは大文字山に煙草の看板を掲げ、景観を乱していると怒られた、という豪胆なエピソードを持つ明治の煙草王。なんだか不思議なこのギャップを、長さんも引き継いでいるんです。

長さんのBGM

実はモダクロのコース内では、それぞれをイメージしたBGMが流れていることにお気づきでしょうか?長さんのBGMは、長楽館の1階に展示されているものと同じベーゼンドルファーというメーカーのピアノで演奏されています。よければご案内中のBGMにも耳を傾けてみて下さいね。

1階ロビー。長楽館では、定期的にベーゼンドルファーの演奏も楽しめます。※長楽館さんよりお借りした写真です。保存等はご遠慮ください。

名前の由来

長さんの名前には他のタテモノたちと比べても面白い由来があります。

長楽館 初代内閣総理大臣、伊藤博文により名付けられたこの名前以上に、長さんのおもてなしの心を

  表す名前はない、ということで3文字丸々使わせていただいています。

 主であった村井吉兵衛が販売していた煙草「サンライス」にちなんでいます。京都に日が昇る様子

  を表す、そんな一文字の「景」

  さらに「ひろ」と読むのは村井の代名詞とも言える煙草「ヒーロー」から来ているという、まさに

  彼を表すかのような一文字です。

 主であった村井吉兵衛がたばこ業を養父から受け継いだというルーツを表す「継」

  この最後の一文字「継」にはもうひとつ、色々な人に受け継がれてきた今の長楽館を、これから先

  も残していきたい、という意味も込めて名付けられました。

最後に

さて、今回は長さんについてのご紹介でした。いかがでしたでしょうか?今後もブログではモダクロのことをもっと詳しく知っていただける情報をお届けしていきます。次回は誰の紹介でしょうか。お楽しみに!

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