外を歩くだけでも暑さを感じる日が続いています。
まちを歩いていると、つい日陰を探したり、風が通る場所でひと息つきたくなったりしませんか?

そこで今回は、暑い夏、京都・大阪のモダン建築から見つけられる「涼しさの工夫」をモダクロスタッフが調査してみました!

”風”を通す「聴竹居」

聴竹居は京都府大山崎町にあり、建築家・藤井厚二の自邸として1928年に建てられた建物です。

この建物で注目したいポイントは風の通り道

単に窓を多く設けるのではなく、床下から空気を取り入れる導気口や、屋根裏にたまった熱気を逃がす換気の仕組みなど、空気がどこから入り、どこへ抜けていくのかまで計画されているそうですよ。

※画像はイメージです。

聴竹居は事前予約制で日曜・水曜に一般公開されています。

気になる方は聴竹居公式サイトを確認してみてください。

▼8月の予定

2026年8月8日(土)~8月16日(日)
休館
2026年8月19日(水)・26日(水)・9月2日(水)・9日(水)・16日(水)
午後の一般公開休止日

※詳細は公式サイトをご確認ください。

”水”で冷やす「綿業会館」

モダクロ内でもご紹介している綿業会館は、大阪・船場にあり、1931年に建築家・渡辺節によって設計されました。

この建物で注目したいポイントは井戸水

館内では華やかな内装や装飾に目が行きがちですが、見えない場所にも工夫がされています。

綿業会館では、井戸水を利用して作った冷風を館内へ送る設備が使われていました。さらに、将来は冷暖房設備が広く普及するとの予測から、太いダクトをあらかじめ建物に組み込んでいたそうです。

なんと地下には、後から設備を設置するためのスペースも用意されていたとのこと!

将来の設備更新や、長く使い続ける想定までされていたと思うと、不思議ですね。

※画像はイメージです。

綿業会館の見学予約は8月〜10月まで締め切られています。

館内見学の案内は日本綿業倶楽部公式サイトにて確認できますので、詳細はそちらを確認してみてください。

”日陰”をつくる「国立京都国際会館」

京都・宝ヶ池にある国立京都国際会館は、1966年5月に開館し、2026年に開館60周年を迎えた建物です。

国際会館といえば、斜めに傾いた壁や柱、大きく張り出した外観が印象的です。

この建物で注目したいポイントは日陰

外観を見ると、大きく張り出した部分や庇の下に、時間帯によって広い日陰が生まれるとのこと。実際に訪れてみると、光と影の変化を感じられ、立つ場所や見る角度を変えるだけで、壁や柱の表情が違って見えてきますよ。

※画像はイメージです。

京都国際会館には、会議・イベントに関わらず予約なしで見学できるOpen Dayがあります。

見学ツアーや謎解きツアーも実施されているので、気になる方は国立京都国際会館公式サイトを確認してみてください。

▼8月のOpen Day

2026年8月5日(水)・6日(木)
2026年8月30日(日)

最後に

今回調査した3つの建物には、「風・水・日陰」というそれぞれ異なる涼しさへの工夫がされていました。建物が建てられた時代や用途、そこで過ごす人に合わせて、それぞれ異なる方法が考えられていたんですね。

※画像はイメージです。

暑い夏は、建物が通す風や、生み出される日陰に注目してみるのも面白いかもしれません!

※建物内部の見学には、事前予約や見学会への申し込みが必要な場合があります。公開日や見学方法などの最新情報は、各施設の公式サイトでご確認ください。

そのほかの情報も続々公開中!

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