皆様、こんにちは。

本日のモダクロ裏話は、迎賓館として豪華絢爛な装いをしつらえた長楽館 景継さんの衣装についてご紹介します。

衣装のポイント

長(ちょう)さんの衣装には、建物の26の装飾や要素が反映されています。その中でも大きな特徴2つをご紹介します。

1. 村井吉兵衛からの影響

かつての主人であるたばこ王・村井吉兵衛のイメージを表すため、フォーマルで威厳のある雰囲気で衣装がデザインされています。

ホンブルグハット・フロックコート・ウィングカラーシャツ・アスコットタイという伝統的なアイテムを取り入れ、フォーマルさを演出しています。(アイテムの説明については、長くなってしまうので省きますが、興味のある方は調べてみてくださいね)

また、村井家の家紋「三つ柏」に、村井が販売していたたばこである「サンライス」のパッケージを合わせた紋様をコートの襟やボタンの模様などに使用していたり、両切りたばこ用のシガレットケースを胸元に持っていたりするところも村井吉兵衛の影響を感じさせます。ちなみに館内は禁煙なので、普段は吸わないそうで、灰入れは持ち歩いていないとのこと。

”喫煙の間”の雰囲気を持つ両切りたばこ用のシガレットケース(左)とホンブルグハットを被った長さんのラフ(右)

2. 賓客をもてなす姿

長さんの衣装の豪華絢爛さの真髄は、フォーマルさを演出する外装だけでなく、内装にあります。

コートの内側には長楽館各部屋の要素が取り入れられ、昼間に使用する印象がある「迎賓の間」「食堂の間」は体の前側に、密談がされたり、夜の印象があるような「球技の間」「ライブラリーバー」「鳳凰の間」は後ろ側に使用することで、全体で長楽館のおもてなしの雰囲気を感じられるようにしています。

衣装の秘密

それぞれ煌びやかな模様や飾りを持つ長さんの衣装ですが、スタッフ一押しの飾りは”腰飾り”です。

よく見てみると、1階「迎賓の間」にある椅子と机がミニチュアの飾りになってぶら下がっているんです。このように、タテモノたちの中でも長さんは特に細かい模様や装飾が施されているので、皆さんもぜひお気に入りの飾りを探してみてくださいね。

最後に

以上、長楽館 景継さんの衣装についてご紹介しました。衣装によるもてなしを楽しんでいただけましたでしょうか?次回もぜひお楽しみに!

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