みなさんこんにちは。

本日は、祇園コースの建築の推しポイントをご紹介いたします!

祇園コースは、京都の観光名所としてお馴染みの花街、祇園をメインにめぐるコースです。古い日本建築や神社のイメージが強いかもしれませんが、実は祇園周辺にもたくさんのモダン建築があるんですよ。モダクロの京都コースの中では一番歩く距離が短く、観光のついでに足を運んでいただけるためおすすめです。

実際に祇園コースを歩いてみたレポートもアップしていますのでこちらもご覧ください。

①京都大倉別邸(現大雲院)祇園閣

大倉財閥の創始者である大倉喜八郎が自身の別荘の敷地内に建てさせた、祇園祭の鉾を模した展望台。屋根が銅板葺でできていることから、金閣、銀閣と並び銅閣と呼ばれることもあります。

基本情報

竣工年:1927年(昭和2年)
設計:伊東忠太
所在地:京都市東山区祇園町南側594-1

推しポイント①

一見、木造のお寺のように見えますが、実は鉄筋コンクリートで建てられた展望台です。中国風の装飾が施されていることが特徴です。

推しポイント②

普段は一般公開されていない大雲院・祇園閣ですが、非公開時でも外から見ることができる祇園閣はオーラたっぷりです。公開時期などは公式HPをチェックしてくださいね。

②長楽館(旧村井吉兵衛京都別邸)

実業家で、たばこ王とも呼ばれた村井吉兵衛が造らせた迎賓館。豪華絢爛な姿は当時の様子を今に残しており、現在は喫茶店などとして使われています。こちらのリンクキャラクターは長楽館景継さんです。

基本情報

1909年(明治42年)
設計:ジェームズ・マクドナルド・ガーディナー
所在地:京都市東山区円山町604

推しポイント①

煌びやかな建物でありながら、隣接する円山公園などの自然に囲まれた閑静な雰囲気も魅力の一つ。秘密基地のようで何度も訪れたくなりますね。

推しポイント②

部屋ごとに異なる装飾や、貴重な調度品の数々。明治時代にタイムスリップしたような不思議な気分になれるはず。

③旧村井銀行祇園支店

長楽館のオーナーでもあった、村井吉兵衛が創業した村井銀行の祇園支店。現在は一般のお店になっており、いつも観光客の方々で賑わっています。

基本情報

竣工年:1924年(大正13年)
設計:吉武長一
所在地:京都市東山区祇園町南側573-5

推しポイント①

どっしりと重厚感のある建物ですが、窓に繊細な装飾が施されており、そのギャップがおしゃれです。

推しポイント②

日本らしい街並みのイメージが強い京都・祇園の街ですが、この神殿のような外見の建物も違和感なく溶け込んでいます。

④香鳥屋祇園本店

昭和元年、祇園界隈ではいち早く鉄筋コンクリートで建てられた、和装小物を取り扱う鞄店、香鳥屋の本社屋です。

基本情報

竣工年:1926年(昭和元年)
設計:大林組
所在地:京都市東山区祇園町南側580

推しポイント①

スクラッチタイルがアクセントになった建築。当時流行していたデザインが取り入れられています。

推しポイント②

アール・デコ調の玄関照明とステンドグラスが、モダンな雰囲気を格上げしています。 

本日のモダン建築推しポイントの紹介はここまで。ぜひこのブログとモダクロアプリを片手にモダン建築をめぐる「推し活」に出かけてみてはいかがでしょうか?来月も、祇園コースに登場する建物を引き続きご紹介します。ぜひお楽しみに。

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