みなさんこんにちは。新年も明けてもうすぐ1ヶ月が経とうとしていますね。寒い日が続きますが、まち歩きの際は暖かくしてお出かけしてくださいね。本日も先月に引き続き、中之島・北浜コースに登場するモダン建築の推しポイントをご紹介いたします!
⑤北浜レトロビルヂング
株式関係者の集会所として生まれた北浜レトロビルヂング。ベージュ色のタイルに水色の屋根が、爽やかな印象をもたらしてくれるビルです。
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竣工年:1912年(明治45年)
設計:不詳
所在地:大阪市中央区北浜1-1-26
推しポイント①
現在はアフタヌーンティーなどが楽しめる喫茶店として使われています。建物の雰囲気に合わせたレトロな装飾が可愛らしいですね。
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推しポイント②
建物の側面をよくみると、躯体の赤レンガがちらっと見えています。これは昔、隣に建っていた洋館が取り壊された際に顕になった部分だそう。建物の中身が見えているなんて珍しいですね。
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⑥北浜長屋
北浜レトロビルヂングと同じ年に、証券会社の事務所として生まれた長屋です。一つの建物の中に2軒が連なっているため、二軒長屋と呼ばれます。
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竣工年:1912年(大正元年)
設計:不詳
所在地:大阪市中央区北浜1-1-22
推しポイント①
一見和風の長屋ですが、入り口上の三角形のペディメントなどから、西洋建築の要素が取り入れられていることがわかります。
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推しポイント②
建物の北側には川が流れており、昔は川に向かって船の出入り口があったそう。道路側と川側で外観のデザインが違うのも特徴です。
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⑦大阪証券取引所ビル
明治時代に、堂島に大阪株式取引所が興り、その市場館として建てられたとても大きな建物です。現在は後ろの高層ビルも含めて「大阪取引所」となっています。
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竣工年:1935年(昭和10年)/2004年(平成16年)改築
設計:長谷部竹腰建築事務所/三菱地所設計・日建設計設計監理JV(改築)
所在地:大阪市中央区北浜1-8-16
推しポイント①
古典主義を取り入れた重厚な雰囲気に圧倒されます。一枚2メートルを超える大きさの花崗岩が使われているそうです。写真内の人々と比べるとその大きさがわかりやすいのではないでしょうか。
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推しポイント②
全体は古典建築風の建築ですが、窓枠のデザインは幾何学模様でモダンな雰囲気。独特の高級感を醸し出していますね。
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⑧新井ビル
大正11年に、銀行の支店として生まれた建物です。現在はテナントビルとして使われており、1階部分は洋菓子店となっています。
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竣工年:1922年(大正11年)
設計:河合浩蔵
所在地:大阪市中央区今橋2-1-1
推しポイント①
1階部分は重厚な古典建築、対して2階部分はタイル貼りのセセッション建築が組み合わされており、伝統と当時の流行の両方を取り入れたデザインです。
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推しポイント②
「新井ビル」の文字が特徴的で可愛らしいですね。ちなみにかつてのオーナーである新井真一氏は「日本万国博覧会協会」の初代事務総長を務めており、昭和45年の大阪万博では、岡本太郎さんにテーマ館のプロデュースを依頼したそうです。
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本日のモダン建築推しポイントの紹介はここまで。ぜひこのブログとモダクロアプリを片手にモダン建築をめぐる「推し活」に出かけてみてはいかがでしょうか?
来月は、岡崎コースに登場する建物をご紹介します。ぜひお楽しみに。
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